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2015年渓流最終戦レポート
Vol.132

field staff 高橋  誠

9月下旬。

禁漁まで残り5日のタイミングで、南アフリカから帰国。
仕事との兼ね合いを見ると・・・よし、後2回(日)はロッドを出せそうだ。
狙うは、艶かしく秋色に色づいた大アマゴ。
時差ボケの身体に鞭を打って、車を山奥へと走らせる。

禁漁直前と言う事も有り、どこの河川も 人・人・人・・・人だらけ。
この時期用に取って置きだったあの川も、残念ながら無数の踏み痕がついていた。
川にもかなりのプレッシャーが掛かっていたのであろう。
1日目は3河川回るも、お目当てのサイズには終日お目に掛かれず、ロッドを納める。

残り1日・・・
地図とにらめっこし、どこに入渓するか悩んだが、2年前にとんでも無い大アマゴのペアリングを目撃した水系を選び大移動。

しかし、半日お目当ての川を釣り上がったが、ここも不発・・・
このエリアは9月も思いのほか雨が降っておらず、産卵の呼び水にまでは至っていないようだ。

気がつくと、日没まで残り3時間を切っていた。
もう大きく移動はできない。

そこで、水量の有りそうな違う支流を車で見ながら選択。
日没までの最後の勝負の場所を決める。

幸運な事に、入渓していきなり真っ赤な体のオスとのペアリングに遭遇!
どう見ても、オスは軽く40cmある・・・!
落ち着け、落ち着け・・・
遠目からルアーをじっくり見せて数キャストかけて段々核心へルアーを送り込んだが・・・
同行者が粘る自分を追い越して行った際の影で、
ペアリングしていたアマゴ達は流れへ消えて行ってしまった。
残念・・・

この一件で、日没までの時間は既に後1時間。
今年は、このまま終戦の雰囲気が漂う。

支流のメインの流れを釣り上がる仲間を追いかける祭、
ふと、支流の更に分流に目が止まる。

夕日が差し込む流れ込みに、ブナ色の影が見えた気がした。
そこは藪が覆いかぶさり、餌師でも攻めにくそうなポイント。

もしかしてと、BALLAD6をアンダーで水面スレスレ藪の間に投げ込んだ瞬間・・・
やはり、何かが動いた!
数アクション目でロッドに大きな魚信!
ルアーの先に付いていたのは、気のせいではない、先ほどのブナ色の大きな影。

秋はいつも劇的な幕切れが多い。
朝から「サックリ」といった試しが無い。
どうしていつも最後の最後なんだと思いつつ、今日もネットに収まった秋の宝石を見ながら
苦笑いと歓喜の笑みが混じり合う(笑)

最後の2日間苦汁を舐め続けてきたが、最後まで諦めずに攻めたことで、報われた2015年締めの大アマゴであった。

間に有った~!!(^^;)



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