SOULS FINALIST_ソウルズ

秋田渓流
Vol.165

field　staff　庄司　貴生

今年の7月は雨による被害が各地でおきておりました。
岩手、秋田も例外ではなくなかなか思ったように目的の河川に行けない状況が続いておりました。
この日も釣りの準備をしていると目的の河川はゲリラ豪雨。
ようやく水量が落ち着いてきてできるかなぁと思っていたタイミングだっただけに流石にガックリ、?今年はホントについておりません。
雨量計を確認し何とか釣りが出来そうな水系を見つけいざ出発となりました。
現地に着いて見ると水量も平水以下という感じで期待も膨らみます。
さぁてこっから地図を広げて沢探し！初めての沢となりました。

今現在私のおこなっているヤマメ釣り。
鱒との混雑がない魚止めの上流。
更に出来れば無放流区間。
その一族だけで交配を繰り返している個体達に的を絞っている！そういったヤマメ達は色も濃くその河川ごとに特徴を表していて私を飽きさせる事がない。
ましてこういった所の尺上となるとタックルやキャスティング技術など全てにおいて自分で納得いくものでないと届かないように思う。
難しい釣り程面白いモノです！

さぁて釣り！
この沢の魚止めをかわし入渓。
さほど水量のないバックウォーターから釣り上がる。
抜けてた区間なのかヤマメの反応も良く釣れてくる個体も素晴らしい。
しばらくするとここでしょーってポイント。
今までの反応が良かっただけに期待も膨らむ。
こういった所で私が気を付けている事！
１匹を獲る釣り??
欲を出してきざんでキャスティングしたいとこだが一発核心部である。
変に小さいヤマメを動かして肝心の良型に気配を感じとられ結果何もなしという事があると私は思っているからだ。
で、いざ核心部！
落ち込みから流れがボヤけるあたりで腹をひっくり返しバイト！
野性溢れる尺上の見事なバイトでセットフックも決まり無事ランディング??
今年も何とかこういった区間の尺上に会えました。

贅沢は言いません。
こういった区間の尺上は年１本で良いのです( ´∀｀)
でもやっぱりまた釣りたいから欲を出して沢通いしまーす！

今年会えた個性豊かなヤマメ達も見てあげてくーださい！
では(￣^￣)ゞ

ロッド：TF-E46LS
リール：ZEBCO３
ルアー：プロト47・バラッド５・NAMUSAN48プロト
ライン：月下美人４lb