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北海道ブラウン
Vol.166

field staff 加藤  鍵

去年からずっと狙っているブラウンがいました。
去年の春に見つけた60アップの雄で、昨シーズンは良くてもチェイスのみ。
スレているのか、賢いのか……自分の腕が悪いのはわかっていますが(笑)キャストせずずっと観察したことがあるが、この魚は完全に食うものを決めている。
捕食の移動も最短距離。
こういう魚との知恵比べはかなり燃えますよね!そのときの水況を読み、魚の動きを予測し、キャストするポイント、トレースラインをプランニングしてイメージ通り流せるか。
それが魚にマッチしたときこういう魚はバイトしてくる。
1年見てきた魚に今日の自分のプランはマッチしているのか……どきどきしながら、ポイントへ向かう。
川幅1メートルちょいの支流で、そいつは日中でも日が当たらないその支流で一番深いところに悠々とステイしている。
しばらく雨がなく渇水状態の今日は左岸にあるシェイドに隠れていた。
食わせるなら一発勝負。
バラッド6オリジナルをつけ、流芯より左岸よりにアップでキャストし着水と同時にトゥイッチさせシェードに送り込ませる。
この魚の捕食移動距離範囲内にルアーが入った途端、顔だけをスイングさせバイト!ロッドにしっかりアタリが伝わってから鬼アワセ3回(笑)ロッド操作が追い付かないほどの暴れ具合いと突進を繰り返されたが、50Lのパワーで無事ランディング。
腹ビレ、尾ビレからもわかる63cmの少し痩せた老魚。
写真撮影も手短に優しくリリース。
やっと狙っていた魚をとれた達成感と共にこの魚と出会わせてくれた自然に感謝でした。
ここで帰ってもよかったが、本流にも今年見つけた狙っている魚がいたんです。
今日なら取れそう!とポイントへ急ぐ。
しかし、今日は日曜日……昨日人が入っていれば厳しいのはわかっている。
しかし、このポイントは数ヵ月前から近くで区画工事が始まり、駐車スペースがなくなりポイントまでかなり歩かなければならなくなった。
いつもなら面倒だが、今日は気分がいいので藪こぎを30分ほどしてポイント到着。
いつもはガンガン瀬のこの流れも、今日はドトロとなっていた。
しかし渇水でも底が見えないほどの淵で、確実に魚はストックされていてベイトとなる稚魚も元気に泳いでいる。
水があるときはブレイクと流芯が絡むところについているが、今日は流芯真下にある岩盤のエグレに潜んでいるであろう。
快晴で太陽は頭の上のため、カラーはナチュラル系よりアピール系。
早いピッチでヒラ打ちができるビーフラットを付け、瀬頭へアップキャスト。
カウントダウンでエグレに送り込み、激しくシェイク……エグレから黒い巨体が凄い勢いで突進してアクアマリン色のルアーが消えるとロッドに伝わる魚信!鬼アワセを入れると1発大ジャンプ。
ドラグを鳴らしまくりエグレに突進するが、50Lのパワーで止めると下流に爆走!
下はすぐにガンガン瀬のため走らせたくない。
しかし、こいつは考える暇も与えてくれずひたすら爆走し、ガンガン瀬に乗ってしまった。
覚悟を決め一緒に下るが、木に巻き付くわ、岩に巻き付くわでラインブレイクかと思われたが50メートル以上下ったところで腹を上にして浮いてきたところをランディング。
パンパンに太った筋肉質な61cmの雄。
いやー、ウェーダーの中以外はガンガン瀬のせいでビチャビチャでランディングした後に自分の姿に爆笑しました。
出来すぎた1日でしたが、こういう魚と出会わせてくれるソウルズタックルにも感謝ですね!

ロッド:TF-E50LS
リール:カーディナル3R
ライン:サンヨーナイロンZ06(5ポンド)
ルアー:バラッド6オリジナル、ビーフラット55

 

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