2014年ロシア遠征
Vol.91
perfoman事業部 field staff 菊地雅志
ロシアコッピ川のシーマ&タイメン
米代川解禁が終わると鮪にシフトするのがここ10年の流れだったが、今年はロシア遠征が決まって居たので、鮪がチョロチョロ出始めも鱒の用意で心がソワソワ。
飛行機を乗り継いでコッピ川ロッジ到着。
午後からのスタートでしたが、幸先良くタイメンがコンスタントに釣れます。
ルアーは Blues Ride IM、16Beat JO、16Beat MD DD
COLORは003 004 006 008 026
2日目から下流のロッジに向かいながら、良さげなポイントで釣り下りでした。
途中、川が大きく蛇行した場所で流れの筋を丁寧にダウンキャストで流していると、パパシーマがヒット!!
今まで見たことの無い色付きと、この川の懐の深さにビックリを通り越して感謝です。
堰堤も無い、電線も無い、人工物が見えない、勿論道路も無いこの川で鱒達は原始のままの姿で遡上して来ます。素晴らしい以外言葉になりません。
その後も、4日間は自分が日本でやっているSTYLEで釣りをし、多分一生分の桜鱒を釣ってしまった位、素晴らしい釣果に恵まれました。
何本ですか?想像にお任せします(笑)
日本の河川では、AVANTGARDE TF-A92HSとエクスプローラー82、86HSを使用しますが、ここコッピ川ジャーキングTF-JA88XHSとPE1.5号、リーダー30ポンドの組み合わせ。
流石フラッグシップモデル、世界中のモンスタートラウトを相手にして来ている、偉知郎さんがコッピ川では手放せないと言ってた事を痛感した。
70センチに迫る、いや超えてくるシーマと、日本では考えられない太い鱒達は流れに乗られては、なす術がなくなります。
しかしJA88XHSでは主導権を渡さない。
確実にランディングに持ってこれる。
そしてBlues RideIMと16Beat JO MDを確実に狙ったポイントにキャスト出来るティップと太い流れの中から、引き出せるバットパワーはWORL SERIES 88XHSです。
大場所でも幸先良く数本釣ると、コッピ川でも当然鱒はスレて来ます。
その場合はキャスティングコースやアクションを変え狙いますが、ルアーのCOLORを交換後また反応が違う事が多々有りました。
日本の河川でも良くあることですが、やはりカラーローテーションは大事だと改めて思いました。
プラグで散々攻めた後、SOULS BE-BOP2で流してみると、またヒットする。
通常のスプーンとは違う攻め方でやってみる、スライドスプーンですが一度ボトムに沈めてからスローにミノーライクに引いて来て、自分が思う所でトゥイッチで誘うとヒットがでる。
この場合はリアよりも、フロントにフックを掛けた方が乗りが良かったです。
湖とは違うスプーンの使い方がとても勉強になったと思う。
まだまだお伝えしたい事は沢山有りますが、この遠征の模様は他の雑誌でも紹介されると思いますので、そちらもお楽しみに!!
日本では結果がなかなか難しい桜鱒。しかし日本のSTYLEでSOULS STYLEで攻略すれば、鱒は世界でも通用すると感じた遠征でした。
最後にこの遠征に参加させて頂いた、偉知郎さんとチームSOULSのメンバーに、そして雄大な姿のまま残っているロシアコッピ川と鱒達にスパシィーバ!!
DATA
rod:TF-A92HS、TF-JA88XHS
Lure:Bliues RideIMj、16Beat J.O.KER MD、16Beat MD DD、BALLAD R2
BOMBER TROUT、ROLLING BOMBER 77・88
BE-BOP T BE-BOP 2
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